2020年10月11日(日)に放送が開始されたドラマ、「危険なビーナス」
主演の妻夫木聡さん演じる手島伯朗の元に、吉高由里子さんが演じる”弟の妻”と名乗る女性、矢神楓が突然現れ、約30億円の遺産を巡る謎解きに巻き込まれていきます。
物語の全容も気になるところですが、吉高由里子さん演じる楓の正体が気になる人も多いのではないでしょうか。
突然現れたこの女性、弟の妻は嘘なのではないかという疑問が真っ先に生じます。
ましてや、染谷将太さん演じる弟の矢神明人は一向に姿を見せないどころか連絡もつかない状態です。
怪しいと思うのも当然でしょう。
そこで今回は、「危険なビーナス|楓の正体は?弟の妻は嘘?事実から徹底解明!」と題して、現在放送中のドラマ、「危険なビーナス」に登場する楓(吉高由里子)の正体を暴いていきます!
ネタバレありの記事なので閲覧には充分ご注意下さい!
Contents
危険なビーナス|ドラマでの楓について
記事の性質上、原作での矢神楓について多く触れていきますが、まずはドラマでの矢神楓について触れていきましょう!
\💕ヒロイン発表💕/
10月スタートの #日曜劇場 #危険なビーナス のヒロインに #吉高由里子 @ystk_yrk さんの出演が決定しました✨
突然現れ #妻夫木聡 さん演じる主人公・伯朗を惑わす謎の美女・楓!
伯朗の「弟の妻」と名乗る彼女は敵なのか味方なのか…😎欲望渦巻く危険なラブサスペンス😍❤️ pic.twitter.com/TbgLeVStIg
— 25日第3話放送‼️『危険なビーナス』【公式】TBS日曜劇場 (@kikenna_venus) September 2, 2020
危険なビーナスの公式サイトでは以下のように紹介されています。
伯朗の弟・明人の妻だと名乗る謎の女。ある日突然、伯朗の前に現れる。明るく聡明な女性だが、どこかミステリアスな雰囲気を放つ。キャビンアテンダントとして働いていた時に海外で明人と出会い、結婚。それ以降は仕事を辞めて、IT関連の仕事をしている明人の仕事を手伝っていた。明人の父が危篤だと聞き、結婚の報告も兼ねて一緒に日本へ帰国する。その直後に明人が失踪し、義理の兄にあたる伯朗に一緒に捜して欲しいと願い出る。
危険なビーナスにおいて重要人物なので、矢神明人(染谷将太)の弟として手島伯朗(妻夫木聡)の前に現れることに変わりはありません。
ですが、ドラマ序盤の展開は原作とは大きく違っていますね。
ドラマでは、矢神楓は手島伯朗の元に突然現れますが、原作では手島伯朗の勤務先である池田動物病院に電話をかけてきます。
ここに始まり、第1話では矢神邸の地下室に閉じ込められたり、第2話では階段から突き落とされて負傷したりと、ドラマオリジナルの展開が多くなっています。
序盤から登場人物のほぼ全員に怪しまれている点も同様ですね。
しかし、矢神楓(吉高由里子)も同様に、矢神明人(染谷将太)の消息を掴むため矢神家の人間を疑っています。
ドラマと原作の違いなども回を追う毎に更新していきたいと思います!
危険なビーナス|楓の正体は?弟の妻は嘘?【ネタバレあり】
それでは、「危険なビーナス」の楓の正体をネタバレしていきます。
ドラマのイメージと結びつけやすくするために、人物名の後に俳優さんの名前を入れようと思います。
例:手島伯朗(妻夫木聡)
といった具合です。
もし、「事実関係が複雑で分からない!」というときは危険なビーナスの公式ホームページに掲載されている家系図も合わせてご覧いただくと少し理解しやすいと思います!
それでは始めていきましょう!
動物病院への電話で弟の妻であることを告げられる
池田動物病院に獣医として勤務している手島伯朗(妻夫木聡)
いつも通り勤務していると、伯朗の元に1本の電話が入る。
女性は”矢神楓”と名乗った。
矢神という姓は手島伯朗(妻夫木聡)にとってもよく知っている姓だった。
というのも、手島伯朗(妻夫木聡)には弟がいて、弟の名は矢神明人という。
姓が違うのは兄弟ではあるが父が違う兄弟、つまり異父兄弟であるということ。
そして、伯朗が矢神姓ではなく手島姓を選択したからだ。
矢神楓(吉高由里子)が電話で伝えてきたことは2つ。
矢神明人(染谷将太)と結婚したこと、そして矢神明人が行方不明で何日も帰っていないだった
矢神楓(吉高由里子)から事情を聞くことに
とあるカフェで矢神楓(吉高由里子)と待ち合わせることになった手島伯朗(妻夫木聡)。
楓(吉高由里子)の家族構成や矢神明人(染谷将太)の現在の仕事などを聞いた手島伯朗(妻夫木聡)は本題である弟の失踪について話を聞く。
楓(吉高由里子)の口から聞いた事実は、
・仕事先のシアトルから帰国したこと
・矢神明人(染谷将太)の父が危篤状態と知らされ帰国したこと
・4日前(帰国して2日目)から行方不明であること
・失踪する際に「ちょっとしたミッションがあるから出かける」という書き置きを残していったこと
だった。
矢神明人(染谷将太)の父の病院へ
矢神明人(染谷将太)の父は矢神康治(栗原英雄)という名で、通常であれば手島伯朗(妻夫木聡)の父にあたる。
しかし、後夫である矢神の姓には入らず、前夫である手島姓を選択したことにより戸籍上の関係はなくなっていた。(前夫は病気により逝去)
戸籍上、親戚ではないものの弟の矢神明人(染谷将太)の失踪に関わりがあること、そして矢神楓(吉高由里子)に頼まれたことで、矢神康治(栗原英雄)が経営する矢神総合病院へ向かう。
矢神総合病院に向かう道中で、矢神楓(吉高由里子)が元CAとして働いていたこと、矢神明人(染谷将太)と矢神楓(吉高由里子)がバンクーバーの寿司屋で出会ったことを聞く。
矢神総合病院では矢神康治(栗原英雄)の妹、矢神波恵(戸田恵子)が1人で看病をしていた。
矢神康治(栗原英雄)は時折目を覚ますものの眠っている時間が長く、会話もままならない状態でした。
矢神康治(栗原英雄)の病床で結婚はしたものの、入籍はまだしていないことを聞く。
そんな中、康治が目を覚ますが高揚しすぎた態度に手島伯朗(妻夫木聡)と矢神波恵(戸田恵子)は驚きを隠せないでいた。
矢神明人(染谷将太)の自宅で聞いた事実
矢神明人(染谷将太)の自宅では、手島伯朗(妻夫木聡)の母である矢神禎子(斉藤由貴)の実家である小泉の家の写真が発見された。
2人は父親こそ違えど母親は同じであり、母親が事故死したその家の写真を持っていることに、手島伯朗(妻夫木聡)は違和感を覚えた。
さらに写真立ての中に鍵を見つけたが何の鍵かは分からなかった。
小泉の家はとうの昔に更地になったことを送られてきた写真で知ったからだ。
矢神明人(染谷将太)の自宅では、自閉症患者の中に知的分野や芸術分野で並外れた才能を示す”サヴァン症候群”という病気の患者が作曲した曲も発見された。
一方で矢神康治(栗原英雄)と矢神禎子(斉藤由貴)の出会いについても、矢上楓(吉高由里子)の口から語られた。
義理の両親の出会いに関しても詳しく知っていることが伺える。
矢神邸での出来事
矢神邸では矢神家の親族が集まる中、矢神康治(栗原英雄)に万が一のことがあった場合の遺産相続に関して話し合われた。
まずは矢神家の先代当主、矢神康之介(栗田芳宏)が逝去した際の遺産相続についておさらいされました。
内容は、
・矢神康之介(栗田芳宏)の個人資産は、孫である当時小学生の矢神明人(染谷将太)に譲る
・しかし実際には矢神明人(染谷将太)は遺産を受け取っていない
・矢神康治(栗原英雄)は、矢神邸は将来的に矢神明人(染谷将太)に譲り、一旦現金だけを実子で相続した
というものだった。
矢神楓(吉高由里子)はこの件についても矢神明人(染谷将太)からある程度聞いていて理解していた。
さらに矢神康之介(栗田芳宏)の遺品、矢神康治(栗原英雄)と矢神禎子(斉藤由貴)の所有物を、手島伯朗(妻夫木聡)と矢上楓(吉高由里子)と一緒に確認したが特に怪しい点は見られない。
矢神邸を後にする際、矢神楓(吉高由里子)は、矢神明人(染谷将太)の遺産相続に対する意向を矢神家の人間に伝える。
その内容は、
・矢神邸及びそれに付随するすべてを相続する
・祖父である矢神康之介(栗田芳宏)の法定相続人に対する遺留分についても改めて精査を行う
・不正が判明した場合は直ちに返還を要求する
であった。
しかしこれは矢神楓(吉高由里子)の作り話だった。
矢神明人(染谷将太)の消息で感情的になる矢神楓(吉高由里子)
矢神家の親族の1人、矢神勇磨(ディーン・フジオカ)が矢神楓(吉高由里子)に接触を図り、矢神明人(染谷将太)の自宅に訪問した際に事件が起こる。
矢神勇磨(ディーン・フジオカ)が矢神楓(吉高由里子)を口説こうとしていると察した手島伯朗(妻夫木聡)は、急いで矢神明人(染谷将太)の自宅に向かう。
矢神勇磨(ディーン・フジオカ)は手島伯朗(妻夫木聡)が来るということで帰宅したが、手島伯朗(妻夫木聡)と矢神楓(吉高由里子)は対応を巡って口論になる。
矢神楓(吉高由里子)は夫の失踪は矢神家の人間が関連していると睨み意図的に接触を図っていたが、手島伯朗(妻夫木聡)はこのやり方に納得がいかない。
口論の拍子に「そんなことをしたって、明人はどうせ…」と言ってしまう。
失踪から長い期間音信不通になっているのは自分の意志では連絡ができないからだと思っていた。
その際、手島伯朗(妻夫木聡)は矢神楓(吉高由里子)に頬をひっぱたかれてしまった。
その様子は夫を心から心配しているともとれた。
あるはずのない家で起こった出来事
矢神明人(染谷将太)の行方の手がかりがない中、手島伯朗(妻夫木聡)は、母である矢神禎子(斉藤由貴)の実家=小泉の家の現在が気になっていた。
小泉の家は随分昔に取り壊されていたが、土地の名義は矢神禎子(斉藤由貴)のままになっているのではないかという疑問があった。
詳しい事情を知っている矢神康治(栗原英雄)が危篤状態である以上、現状が全く進まないと判断し、手島伯朗(妻夫木聡)と矢神楓(吉高由里子)は、更地になっている現地に向かうことにした。
しかし更地になっているはずの場所には取り壊されているはずの”小泉の家”が残されていた。
事情が飲み込めないまま家の内部を確認していると、1人の老人が突然入ってきた。
老人は2人を見て慌てて逃げ出したが、楓(吉高由里子)が伯朗(妻夫木聡)よりも早くその老人を組み伏せ、腕を後ろにねじり上げ動きを封じていた。
後ほど、その老人は近隣に住み小泉の家を管理してくれている人物であることを知る。
食の好みが一致しないという違和感
“小泉の家”が実在していたことに戸惑う手島伯朗(妻夫木聡)は、小泉の家を後にし、矢神楓(吉高由里子)と食事をする。
矢神明人(染谷将太)と矢神楓(吉高由里子)の行きつけの店に行くことになった手島伯朗(妻夫木聡)は、楓たちがいつも注文するというメニューをオーダーする。
グラスシャンパンと3種類のソースが付いた生牡蠣のセットだった。
生牡蠣を食べながらぼんやりとした違和感を感じたが、楓(吉高由里子)と別れた後、違和感の正体がはっきりする。
矢神明人(染谷将太)は牡蠣が嫌いだった。ましてや生牡蠣など論外なはずだった。
しかしそれは明人(染谷将太)が小学生の頃の話だった。
伯朗(妻夫木聡)は好みが変わることはままあると思い直した。
楓(吉高由里子)の正体を疑う矢神家の親族
矢神家の親族も楓(吉高由里子)の正体を疑っていた。
矢神家の親族の1人で銀座の高級クラブを経営している佐代(麻生祐未)と接触を図った手島伯朗(妻夫木聡)は、彼女から「楓は何者なのか」と問いただされる。
元CAでバンクーバーの寿司屋で出会ったことなどを話したが心から納得している様子はない。
矢神佐代(麻生祐未)は確証こそないものの、楓(吉高由里子)はただ者ではないと踏んでいた。
突然見せた抜群の身体能力
一方で矢神明人(染谷将太)の失踪に関しては急速に事実に近づく。
伯朗(妻夫木聡)たちの疑問を解決する鍵は小泉の家にあるのではないかという結論に至り、矢神楓(吉高由里子)と矢神勇磨(ディーン・フジオカ)の3人で小泉の家に向かう。
家捜しをして目的を果たしますが、伯朗(妻夫木聡)は違和感を拭えず、急遽小泉の家に引き返します。
そこで起きた出来事は楓(吉高由里子)の正体とは直接関わりがなく、かつ、本編の重大なネタバレになるので割愛しますが、とある人物が小泉の家に潜入していました。
便宜上、この人物をXとしましょう。
Xは自分の狙いが露見した後、証拠を消すために小泉の家を燃やすために火をつけます。
さらに火をつけたXは小泉の家とともに自分の生涯を絶とうとします。
そのXの態度を見て楓(吉高由里子)は、Xの頬をひっぱたくだけでなく、体を担ぎ上げて家の外に出すという一般的な女性では考えられない身体能力を見せます。
さらに失踪したいたはずの矢神明人(染谷将太)も現れ、突然の失踪劇は終焉を迎えます。
同時に伯朗(妻夫木聡)は警察署へ連れて行かれる。
明かされた楓(吉高由里子)の正体【ネタバレあり】
警察署で楓(吉高由里子)の正体が明かされる。
なんと楓(吉高由里子)の正体は潜入捜査官だった。
矢神明人(染谷将太)の拉致、監禁をネット上で依頼していることが判明し、帰国したタイミングで警察がそれを伝えに来ました。
身内の中に首謀者がいると睨んだ警察は、楓(吉高由里子)を矢神明人(染谷将太)の妻に仕立てて潜入させるという計画を立てました。
結果的に全てはうまくいきましたが、伯朗(妻夫木聡)は心も身体も振り回されながら真相に辿り着いたことになります。
この記事のまとめ
ここまで、「危険なビーナス|楓の正体は?弟の妻は嘘?事実から徹底解明!」ということで、現在放送中のドラマ、「危険なビーナス」に登場する楓(吉高由里子)の正体を暴いてきました!
原作の冒頭から最後までかなりポイントをかいつまんでお伝えしてきましたが、長くなってしまい申し訳ありません(^_^;)
原作とのドラマの違いに関する記事も執筆する予定ですが、楓についての原作の相違点はこの記事でかなり網羅できていると思います。
気になる!という方はぜひ時系列で追ってみて下さい。
もしご質問等があればコメントをお寄せいただければ回答させていただきたいと思います!
~キャスト編~
~ロケ地編~
~ネタバレ編~
今回は以上となります!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!